朝から景気よく『マングラー』観ちゃった。
豪快なスプラッターで、マングラーという機械に巻き込まれ、最悪な状態で仕上がる人間のグロテスクな姿。それを元に戻す警察の解剖の医師なんだろうか、細面でメガネの感じがウィリアム・フィンレイに似ている。というか、フィンレイでいいんじゃないだろうか。常連ではあるのにトビー・フーパーの映画に出たり出なかったり、よくわからない。
この映画で、ロバート・イングランドが義足で歩き回る姿がすごくいいんだけど、特に好きなのが、愛妾のような娘が死んだときに、立ち上がるために二つ折りになってから、ガッ!とおもむろに立ち上がる手順で、この運動の間が素晴らしい。この手順が必要なんだろう。一瞬みんながそれを待つことになるのも不思議で、とても好きなカット。