未見の若尾文子の作品はまだまだ沢山あるけど、サムネイルからして、内容悪女ものかなと軽い気持ちで観たのが運の尽き😨☠️。
開始早々、タイトルバックに原作松本清張、そして特殊効果的場徹の名前を見た時に、少しヤバい作品かなと予感が奔ったが、予感は的中🎯☠️。
サムネイルポスターを見ると妖艶に微笑む若尾文子、そして彼女を取り巻く三人の男達…。船越英二、田村高廣、そして狂言回し的な本作主人公の園井啓介。
故障した車に困っていた若尾を偶々、自身の車に乗せた園井啓介が若尾の魅力と、彼女の周囲に渦巻く妖しい沼地にズブズブと引き込まれていく様相がねちっこく描かれていく。そして兄役の田村高廣と、ストーカーチックな船越英二が園井に絡みつき、終幕に突き進む…😨
兎に角、田村と船越の演技が本作のコアかもしれない。2人とも不気味でエキセントリックな演技が秀逸。そのせいで若尾文子の美貌が逆に嫌というほど引き立つ芝居になっている。
ネタバレ無しなので何も書けないけど、終幕近くは嫌な寒気を覚えたくらい😨。今から約60年前の作品だが、再見に耐える内容だった。これから若尾文子沼、略してあやや沼に嵌りそうで怖い😆😨☠️🎬。
余談だけど、ドラマ「怪奇大作戦」の名作「青い血の女」のMADな親父役の浜村純が本作でも出演するが、彼が出てくるだけで何だか落ち着かなくなる名脇役であること、本作でも改めて確認できた😨☠️。
