佐藤

マン・ハントの佐藤のレビュー・感想・評価

マン・ハント(1941年製作の映画)
4.0
WW2真っ最中の1941年に上映されたハリウッド産反ナチスプロパガンダイギリススパイ映画

簡潔に一言で表そうとしたらすごい長くなっちゃった😅

反ナチスなのもプロパガンダなのもこのタイミングでこの内容で作られたのだから間違いないけど、スパイとは言えないのかも知れない。

それにイギリス人が主役、というよりもイギリス人だという「設定」という方が近いキャラが主役なので、イギリスというのは正しいけど間違ってるとも言える、どう見てもイギリス人ではない、北米の臭いがすごいソーンダイク大尉🙄

この時代の作品なのに、と言ったら失礼なのかもしれないですが、始まりから終わりまで、まったく飽きることなく見られるエンターテイメント性の高さに加えて、映像もやはりこの時代にしては妙に綺麗だし、登場人物たちが軒並み当時にしてはかなり高身長で、つい最近にこの時代の作品を模して作られたと言われてもまったく疑わないくらいの現代っぽさがありました。

何がすごいかと言えば、1941年にこの作品が上映されたことで、最初は何かの間違いではないかと思いました。
佐藤

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