第3逃亡者

マン・ハントの第3逃亡者のレビュー・感想・評価

マン・ハント(1941年製作の映画)
5.0
序盤のウォルターピジョンとジョージサンダースの問答からしておもしろい。ジョージサンダースはどの映画でもすばらしくてだいすき。ハンターであることが巻き込まれのきっかけとして書かれつつも、終盤の洞穴の対決ではその運動を即座に回復し一矢報いるという脚本はさすがダドリーニコルズ。わが谷は緑なりきの少年との再共演、ジョンキャラダイン演じる暗殺者が主人公に成りすまして登場するのも楽しかったり。そしてなんといってもジョーンベネットだ。可愛すぎる。扉から出ていくウォルターピジョンに10シリング貸すところを後ろからじいっくり撮っているショットが神。フィッシュ&チップス食べるところのクローズアップの振り返りも尊すぎ。橋の上でウォルターピジョンを逃がすために咄嗟に客引きを演じる(そしてそれが本来の彼女の姿なのだろう…)仕草も泣けてたまらない。𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬______