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トータル・フィアーズ
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『トータル・フィアーズ』に投稿された感想・評価

YYamada

YYamadaの感想・評価

3.4
【サスペンス映画のススメ】
〈ジャンル定義への当てはめ〉
 ○: 観客の緊張感を煽る
 ○: 超常現象なし

◆作品名:
トータル・フィアーズ (2002)
〈CIA分析官: ジャック・ライアン④〉
◆サスペンスの要素:
・核ミサイル着弾の阻止
・米国、ロシア開戦の回避

〈本作の粗筋〉 eiga.comより抜粋
・1973年の第3次中東戦争で、1発の核ミサイルが紛失した。そして2001年、アメリカとロシア間でまたも国際緊張の事態が発生。CIAの若手アナリスト、ジャック・ライアンはそれらが何者かに仕組まれているとにらみ、調査を続ける。
・しかしながら、ボストンのスーパーボウルの会場付近で核爆弾が爆発、爆弾の出荷元は新大統領が就任したばかりのロシアなのか?世界は一気に第3次世界大戦の危機へ!

〈見処〉
①シリーズ第4弾。2002.08.10、
 核ミサイルのカウントダウン開始!!
・『トータル・フィアーズ』(原題: The Sum of All Fears)は、2002年に製作された、アクション・サスペンス。パラマウント映画創立90周年記念作品。
・映画化にあたって、原作となるトム・クランシーの同名小説『恐怖の総和』の作品主人公設定を、若き日のCIAアナリスト、ジャック・ライアンに替え、映画シリーズの前日譚という位置づけとし、事件の首謀者が中東の反米活動家グループであった原作に対して、本作公開がアメリカ同時多発テロ事件の翌年にて、あまりにも現実的すぎるため、テロリストは極右団体の連合勢力という設定に変更されている。
・主演は、アレック・ボールドウィン、ハリソン・フォードに続く「3代目」ジャック・ライアンにベン・アフレックが演じ、その上司役にモーガン・フリーマンが扮する。監督は『フィールド・オブ・ドリームス』のフィル・アルデン・ロビンソンが務めている。

②結び…本作の見処は?
◎: ハンディカム・カメラを多用した、アメリカ国内の核被爆後シーンなど、ドキュメンタリー出身のフィル・アルデン・ロビンソン監督による疑似「ドキュメンタリー」により、高い緊迫感が演出されている。また、アメリカ、ロシアを公平に描いている点も好感が持てる。
○: 核戦争回避に向け、ギリギリまで軍事的駆け引きを行う、米国・ロシア間の交渉のスケール、緊張感はシリーズ随一。
▲: ベン・アフレック扮するジャック・ライアンは、CIAアナリストとしての分析力を発揮し違和感がないが、若き日のエピソードとしては、事件のスケールが大きすぎて、過去作品との整合性や、以降のシリーズ作品のハードルが上げすぎている。
×:『インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国』同様に「核ミサイル被爆」における放射能影響の描写が弱く、ハリウッドの核被爆の認識の甘さは、本作でも露呈。
【タズシネマ】
軍事サスペンス大好き。

アメリカが核爆弾くらって、ロシアのせいだと(そう仕向けられてる)仕返ししようとするけどベンアフレックがちょっと待て陰謀かもよ迂闊に仕返ししたら核戦争になるかもよつって調査する話。爆発を阻止、ではなく、爆発してからの話なところが新鮮でした。あとありがちなスパイで凄腕の主人公がドンパチアクションするわけではなく普通の分析官なので割とヘタレでおもしろいです。

主人公がジャックライアンというんですが、もともとシリーズ小説で、何話分か映画化されてて全部おもしろいです。製作年代や監督や配役が違うので全然違う映画に見えますがそこを比べるのがまたおもしろいです。
・レッドオクトーバーを追え
・今そこにある機器
・パトリオットゲーム
・エージェントライアン
・トータルフィアーズ

でベンとかモーガンはさておき脇役陣が超豪華なんですよ。90-2010年代を代表する名優揃い。
・ジェームスクロムウェル(24バウアーパパとか数えきれない)
・ロンリフキン(交渉人、LAコンフィデンシャル)
・リーブシュレイバー(スクリームシリーズ、ソルト)
・マイケルバーン(インディジョーンズ最後の聖戦、トゥモローネバーダイ)
・キアランハインズ(トゥームレイダー2、サイレンス、ジャスティスリーグ)
・ブルースマクギル(完全なる報復、コラテラル、クリフハンガー)
・ブリジットモイナハン(リクルート、ジョンウィック)
ジャック・ライアンは無敵です。
何しろあれだけ放射能を浴びて平然としているんだから(笑)

この描写には日本人の年配の方が見られたらふざけるなと言いそう。
核の恐ろしさを爆発のみに集約してしまって、その後何も触れないのは何故なのか。
答えは核すらも物語の一部としてしか見ていないから。

前半はロシア大統領の入れ替えから、チェチェンの紛争。その情事からボルチモアの核爆発へとなだれ込む。
しかし核が爆発した後半の方が面白いとは物語的にまずいでしょ(笑)

アメリカ大統領が「理性なんかクソ食らえ」と叫ぶセリフを使う辺り、アメリカの現状が見えるようで興味深い。
ここから冷戦突入へと入っていくか。否か。
ジャック・ライアンの得意な情報戦へと突入する。

トム・クランシーが原作の「恐怖の総和」の映画化だが、出版されたのは911より遥か前。先見性に驚嘆と、そこから派生するサスペンスは映画化でも面白さを失うことはなかった。

でもジャック・ライアンはやはりハリソン・フォードの方が似合っていたかな。

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