るい

踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!のるいのレビュー・感想・評価

3.5
次行ってみよう〜
前作が傑作過ぎて
蛇足設定が半端ない
あまり評判が良くなかった3作目
話は
さらに
台場役員連続殺人事件から7年後
お台場の進化は止まらず
高速、変電所等、ライフラインもハイテク化し
更には空港が近くなり
要人が訪れることも多くなったことから
テロによる犯罪等も想定し
湾岸署はセキュリティ面を強化した新湾岸署を建設し
署員は3日後の開署式に向けて
青島俊作の指揮の下
移転作業に追われていた
そんな青島もこの7年で出世し
刑事課強行犯係の係長となり
部下や上司に振り回される毎日を送っていた
そんな慌しい中で
管内で突如
ネットワーク管理された金庫が盗品されなかったものの
クラッキングされ開けられるという謎の銀行強盗事件と
目的不明のバスジャック事件が発生していた
2つの事件で共通しているのは
手口は完璧なのに被害が一切なかったこと
そんな疑問に思ってる中
和久さんの甥っ子が
刑事課強行犯係に配属されてやって来る
またそんな中で新署内で
青島とすみれさんと研修生の王さんの
拳銃3丁が紛失、行方不明になっていたうえに
後日
それを使用したと思われる殺害事件が発生する
犯人の要求は
服役してる指定囚人の釈放だった‥‥

たかが7年されど7年
この間に物語も大きく動き
犯罪も、より複雑、高度化してきた中での
踊る〜
かつ今作は随所にオマージュをも散りばめられていて
そもそも今作のメイン事件の経緯を知るうえではシリーズをおさらいしてないと分からないことだらけなので
完全にファン向けの作品になってしまっているのが評判が良くない理由なのかなって思った
で、やはり和久さんという大きな存在を今作から完全に失ってるので
キャラクターも締まりがないというか
正直、青島、すみれさん、室井さんの3本柱以外にあまりインパクトが無く
女青島こと、篠原夏美
和久さんの甥っ子こと和久伸次郎
といった余計なキャラクター
はたまたテレビシリーズからお馴染みだった
緒方、森下コンビが、出世して所轄入り
してたり
弾丸ライナーの事件で一躍時の人になっていた真下も
交渉課を追われ
終盤までは哀れな存在にさせられてて
完全に設定の蛇足感が否めないんだよな
特に和久くんのキャラは最悪
無理に和久さんポジションを担おうとしてるのか
和久さんの名言が書いてあると思われる「和久ノート」なるものを
いちいち読み上げるのが
明らかにあざとく、痛々しいんだよね
だから何だよ!ってツッコミしかなかった🤣🤣🤣
それにしても今回上手くシナリオ繋げたよな
まさか劇場版1作目の猟奇殺人犯
日向真奈美がキーになってるうえに
実行犯がドラマの第1話で
ゲーセンで補導されてた悪ガキだった子(という公式設定)だもんな🤔
あと
相変わらずキャリアとノンキャリの関係性が悪く
その間を取り持ってた
本庁の管理補佐官の鳥飼もなんか嫌だったな
やたら引っ張る青島死亡フラグ弄りとか
随所に笑える部分も今作多いけど
上映時間ももうちょいコンパクトにして良かったかもって思った🤔
後半の
犯人にマニュアルを書き換えられて
防御モードが誤作動して、一部を除く
みんなが湾岸署に閉じ込められる展開は面白かったけどね🤔
劇中に出てくる「湾岸ラーメンキムチ味」
当時、実際にコラボ商品で発売されてて
食べて美味しかった思い出
さ〜て
ファイナルもおさらいしますか
るい

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