痴人の愛の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『痴人の愛』に投稿された感想・評価

大映で三度映画化された谷崎作の一番新しいもので、現代(1967年)に翻案された増村映画になっている。
安田道代のナオミをひたすら楽しめるかどうか。
後の「盲獣」に至る導線の様な作品で、閉塞感と息苦し…

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小沢昭一を配役するんならもっとできなかったんでしょうか。ちょいと抑え気味に感じました。
人には人のナオミズム
女好きは絶対読んで欲しい1冊
うに

うにの感想・評価

3.5
田村正和、めちゃさわやか〜

ナオミとじょうじさん、それぞれちゃんとそのキャラを演じられてて違和感無かったです

奔放な若い娘に翻弄される滑稽さ。

偏執的な愛、屈折した関係。

自作のヌード写真集、お馬さん、学生の田村正和、安田道代を枕に男3人が川の字…興趣が尽きない。

女性の両親の薄情さに驚いたが。

関…

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すっごい。本当に。すっごい共依存でした。

谷崎潤一郎原作。
中年男が若い娘の虜になって身を滅ぼしていくというお話は、スタンリー・キューブリック監督の『ロリータ』(1962)をはじめたくさんあるが、本作はその中年男を小沢昭一が怪演しているとこ…

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此方も気色悪く十分で断念。断念後同監督と気付く。

「俺、この世で母ちゃんが一番好きだったんだ!ナオミはその代わりさ。
母ちゃんに負けない、立派な女に育て上げたいんだ!」
という小沢昭一のマザコン台詞、嫌悪感で憤死する人が出そう。

安田道代に馬乗り…

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