kkkのk太郎

トランスフォーマー/リベンジのkkkのk太郎のネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

機械生命体”トランスフォーマー”たちの闘いを描いたロボット・アクション映画『トランスフォーマー』シリーズの第2作。

前作から2年。地球に残ったオートボットは人間と協力しながらディセプティコンの残党と戦い続けていた。
大学への進学が決まったサムは引っ越しのための荷造り中、衣服の中に紛れ込んでいたキューブの欠片を発見。それを手にしたことで、彼はまたしてもトランスフォーマーたちの戦いに巻き込まれることになる…。

監督/製作総指揮は前作から引き続きマイケル・ベイが担当。

⚪︎キャスト
サム・ウィトウィッキー…シャイア・ラブーフ。
ロバート・エップス曹長…タイリース・ギブソン。

製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。

第30回 ゴールデンラズベリー賞において、最低作品賞/最低監督賞/最低脚本賞を受賞🌀🌀🌀

まず一つ言わせてくれ!
ゴールデンラズベリー賞の主要部門で三冠を果たした本作だが、ここに意義ありっ!!
どうせあげるのなら、前作の時にあげとけよ!今回とやってる事も作品の出来もほとんど一緒じゃん。いっちゃなんだけど、前作も大概酷い出来でしたよ…。

まず褒められるのは、前作の弱点をしっかりカバーしてきたという点。前作では終盤まで描かれなかったトランスフォーマー同士のバトルを、序盤から惜しみなく出しているのは大変良い。
また登場するトランスフォーマーの数も約4倍に大増量!超巨大合体ロボットまで登場するという大盤振る舞いには震えたっ!👍
さらに今回はコンボイ(オプティマスの和名。こっちの方がわかりやすいしかっこいい)が超パワーアップ!古のトランスフォーマー、ジェットファイアと融合しジェットコンボイへと進化!!ひゅー、カッコいい〜✨

画面を覆い尽くす爆発と粉塵の量も大幅にUP。後半30分くらいは爆発💥土煙🌫️ロボット🤖の三暗刻を思う存分楽しむことが出来ます。ドッカンドッカンモクモクモクモクガッシャンガッシャンガッシャン。

ただ、ロボットが沢山出てきてドッカンバッコン爆発してりゃ映画が面白くなる訳ではない。
今作も全作に負けず劣らずな破茶滅茶具合で、開始1時間くらいで脳みそがオーバーヒート…。
どんなストーリーが展開されていたのか、観終わって1分もしたら大体忘れちゃった。えーと、キューブのカケラ争奪戦だと思っていたらその中の情報がサムに乗り移っちゃったから今度はサムが狙われて、サムはその情報を頼りにマトリックスとかいうすごすごパワーを手に入れようとしていて、ディセプティコンはそのマトリックスを横取りして太陽破壊ビーム砲を起動しようとしていて…。あー、頭が悪く…もとい痛くなってきた🌀
というか、カケラは2つあってそのうちの1つはディセプティコンが持ってんだから、サムが居なくてもマトリックスは手に入るんじゃないのかしらん??

メガトロンを超える最強の敵、ザ・フォールンの末期もなんじゃこりゃ。あれだけ引っ張りに引っ張っておいて、最終戦で速攻ジェットコンボイに顔面引き剥がされて死んだ…👼結局1分くらいしか戦ってないぞフォールン様。
なんで2時間半もランタイムがあるのに、最後いっぱいいっぱいになっちゃうんだよ!?ペース配分考えろマジで!!クソつまんねぇ人間パート減らせばいくらでもなんとかなったダルォォ!!

下ネタの下劣さも大幅にパワーアップ。今回もコメディ要素の多い作品なのだが、基本的にギャグは全て下ネタ。コロコロコミックかっつーの。
巨大合体ロボットの股間に睾丸がついてたのには流石に引いた…。下ネタでスベッた時の地獄感がどれほど苛烈か、この映画で味わうことが出来るでしょう。

まぁコンボイはカッコ良いし、表情豊かになったバンブルビーは可愛いらしい。全体的に愛嬌のある映画なのは間違い無いのだが、鑑賞しているとみるみるうちに体力を削られる。
どうせ内容なんて無いんだから、あと1時間くらいランタイムを短くして、ただただトランスフォーマー同士のバトルに終始していればかなり面白い映画になったんとちゃいまっか?

頭がクラクラ😵‍💫観る車酔い。
まだまだシリーズは続くが、これ以上何を語ることがあるんですか!?
kkkのk太郎

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