ABBAッキオ

ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたりのABBAッキオのレビュー・感想・評価

3.5
 1985年アメリカ。ブライアン・ユズナのプロデュース、ラブクラフト原作の翻案、リアニメーター。薬品で死体を蘇らせるからゾンビとバイオでZombioはまだ許せるとして、「死霊のしたたり」って何だ?というB級感あふれるホラーだが、カルト・クラシックの一作。導入からの不穏な空気とスプラッタ、そしてマッド・大学院生感満載のジェフリー・コムズ。改めて見てもよくこれだけイカれた連中しか出てこない映画を作ったものだ。メイン・テーマも「サイコ」のパクリだがファンキーに転調してこの映画のテイストにぴったり。スプラッタ、エログロ耐性のある人向けの怪作だ。
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