デリースは、みんなに期待されトレーニングの為、街中を走っていた。
1987年ジャマイカ、手押し車レースにサンカは参加するが失敗となる。
デリースはオリンピックに出て金メダルをとる為に更に練習に励んでいた。
そして選考会の日がやってきた。
デリース・バノック(レオン)真面目で前向きなランナー。父親は優秀なランナーで金メダリスト。ボブスレーではドライバー。
サンカ・コフィ(ダグ・E・ダグ)デリースの親友で陽気な性格。本人はドライバーにこだわるがブレイカーとなる。
ジュニア・バヴェル(ロール・D・ルイス)父親との事に悩む。ボブスレーではセカンドマン。
ユル・ブレナー(マリク・ヨバ)気が短くプライドが高い。ボブスレーではサードマン。
アービング・ブリッツァー(ジョン・キャンディ)ボブスレーの元金メダリスト。コーチとなる。
他登場人物→子ども達、デリースの両親、デリースの彼女、サンカの母親、ジュニアの父親、オリンピック委員会の重役、アービングの昔の仲間とコーチ、他国の選手、審判他。
「ボブスレーって何?」
「要するにデカくて死ぬほど寒いジェットコースターだ!」
「お前は諦めるって事を知らないのか?」
「知らない」
かなり古い作品でタイトルだけは知っていた。見たことがなくクリップだけはしてあり冬に見ようと決めていた。私が好きな映画「あなたが寝てる間に…」「フェノミナン」「キッド」などの監督と同じなので良いに違いないと期待して鑑賞。
実話が元にはなっていてフィクションとノンフィクションが混ざった感じ?。
知ってる役者さん、いないなぁと見てたけど「ホームアローン」でケビンのお母さんを助けた優しい太った男性が、この作品だとコーチ役の方ですね。
ダラダラしなくてテンポがいいのか分かりやすくて見やすい。
デリースの、すぐ切り替えて次に進む前向きな性格がとてもいいなと思った。私は、いつまでも引きずって時間を無駄にするタイプなので見習いたい。
最初はデリースが主役なのかな?と見てたけどコーチも案外色々あったしジュニアとユルの友情とかも良かったな。
ジャマイカ人らしくってなった所から見てて気持ちが良い。
負けからの始まりで勝ちに拘って失敗した人や負けても笑顔になれるとか、色々だなって。勝てば満たされるってもんでもない事もあるし負けても満たされる事もあるって事か。
この程度でなんで泣けちゃうのかな…って自分でも不思議でしたが最後は自然と泣ける感動作でした。
「旅に無事あれ」