久しぶりに視聴。
何年か前にジェット・リーをこの映画で初めて知りました。
キレキレのアクションシーンがある中で、殺人マシーンとして飼育されてきた主人公が、人間としての心や尊厳を取り戻す過程をじっくり丁寧に表現していて、すごく好きな作品です。
本当に目のハイライトが序盤と比べて、輝いてきているような、ちょっとずつ感情がでてきている表情がすごくて、最後のシーンはボロ泣きでした。
アクションシーンは、序盤は本当に容赦なしの殺戮マシーンみたいです。自分が傷つけられようが痛みを感じないのか、おかまいなしに対象物を殴り続けるシーンはゾッとします。
ジェット・リーはこの様な映画を撮るのが初めてだったらしいのですが、複雑な感情の表現がとても素晴らしかったので、びっくりしました。
すごく好きな俳優さんです。
何度も観たくなります。