あまりに歪。あまりに異形。これぞ地下映画! チープな特撮とコントじみたやり取りの数々は、鑑賞者と、何より監督である高橋洋の精神が自身の狂気に飲み込まれないための安全装置なのか。B29の飛翔から始まる…
>>続きを読む呪いの継承が過去から未来にさかのぼり、東京殲滅を企む馬鹿馬鹿しくも壮大なストーリーで、低予算だからこそ出来る映像表現の連発でとても印象に残る映画でした。
何故かウルッとする恨み節の歌や、食堂でカツ…
「極悪非道の座頭市みたいな奴がいて、ついた渾名が『ソドムの市』!」という適当なノリで決まったタイトル。
予算が500万以内だったとかいう記事を何処かで目にしたような気がしますが、その中で活劇やスペ…
見るからにハリボテの石、人形だとはっきり分かるアクション、飛行機を吊るすワイヤー。
小道具も特撮も合成もチープに見えるのに素晴らしい脚本とカットの妙でナゾの凄みを感じられる。
映画の楽しさに惹きつけ…
このレビューはネタバレを含みます
座頭市モノかずかずあれど。よくよくかんがえてみれば。市が現代にタイムスリップしたりなんかして。舞台が現代の座頭市モノってほぼなかった。洋画でもブラインドフューリーくらい。これはその希少な現代版座頭市…
>>続きを読む市が覚醒して次々に人を殺しまくるオープニングにクレジットをかぶせる演出に痺れた。派手で見どころの場面なのにクレジット入れちゃう感じは三隅研次『斬る』の冒頭を彷彿。
全体的に無声映画のオマージュ、とい…
ひでー。いやーひどい。しかし確信犯なんだからしょうがない。もう何も言うことはないでしょう!(リングスkokトーナメント田村潔司vsヘンゾグレイシーの時の実況の如く)アサイヤスと並んで、よくこんな変な…
>>続きを読むソドムの市を借りてきたつもりが座頭市だった。
無理がある設定、無理がある展開、無理がある映像に「なんじゃこりゃ」と思ったのもつかの間。なんか知らんけど癖になる独特の魅力がある。
パゾリーニと間違…
2005年鑑賞
「ホラー番長」シリーズの1本。
ピエル・パオロ・パゾリーニの「ソドムの市」とは何の関係も無いw
『稀人』『月猫に蜜の弾丸』『運命人間』とこれ。
「映画番長」の「ホラー番長」シリー…