昼行灯

歌麿をめぐる五人の女の昼行灯のレビュー・感想・評価

歌麿をめぐる五人の女(1946年製作の映画)
3.5
花魁が美人 溝口作品にしてはちょっと、だが戦後の混乱期というのもあるのかもしれない。
美女をバズビーバークレーのように並べるスぺクタルは意外だった。ラストの包丁を持つ手のシルエットはややあからさま。
ショットの代わりに、障子によって仕切られた空間の区別を用いているところが溝口のロングショットの真髄なのだと思う。
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