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夫婦のDAGのレビュー・感想・評価

夫婦(1953年製作の映画)
4.0
またまた成瀬巳喜男監督作品。
同じようなタイトルばかり、
主人は上原謙、
どれがどの映画かわからなくなるよ巳喜男。
今回も倦怠期の夫婦の物語であるが、
やっぱり面白いのよ巳喜男。
夫婦感のやりとりも
どちらの不満も
しみじみわかるなぁ、って思うわぁ。
演出が上手いよなぁ。
今回は年末年始が舞台ですけども、
年末の忙しい感じ、大晦日の鐘が鳴る感じ、
上手いよなぁ。
杉葉子が1人相撲してる奥様ですけど、
清楚感ありありで良かったなぁ。
妹役の岡田茉莉子もハキハキしてて良かった。
三國連太郎がやっぱり連太郎してて面白かった。
杉葉子の実家の鰻屋が
親父・藤原釜足、兄貴・小林桂樹・妹・岡田茉莉子でいかにも昭和の家族でやりとりが最高に面白い。
ウダツの上がらない上原謙が最後にちょっと男気出したのが良かったですなぁ。
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