会話シーンは、客観的に2人を撮っているシーンと、正面ドアップを交互に撮っているシーンが多い気がした。
正面のシーンは、より内側に入ってくる言葉のような気がした。
カメラの視点の変化をもっと注意してみ…
ヘンテコな切り返しの連続で彩られる前半。音楽も意図的にコミカルでソワソワした感じで進むが、終盤の終盤で大団円を迎えいっぺんに空気が変わる。
三浦春馬の空虚を見つめる視線がちりばめられているのが印象…
家族、恋人、パートナー、友達。
様々な関係性の繋がり、集合体。
その関係の希薄さ。
そんな人たちが集まっている東京。
のんびりと過ごせるのどかな日の当たる公園、そんな空間にいる微妙な関係の人々。
…
どこか歪な人間同士が、カメラを媒介として互いの適切な距離を測っていく。
「彼女の素晴らしさは、ある意味、いびつさ」
友情と愛情の狭間、兄弟への愛と恋愛的な愛の狭間、死と生の狭間、ゲイとヘテロの狭間…
初めての青山真治さん作品。
仙台で特別上映をやっていて、それに備えて。
最初のカットが歯医者さんだったので『最高の離婚』が一瞬過ぎったけど、全体的にはたびたび『ノルウェイの森』のことを考える箇所が…
【2011年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
小路幸也の同名小説を原作とする。第64回ロカルノ映画祭で審査員特別賞を受賞した。
青山真治らしい、としか言いようがない。非常に奇妙な話で、傑作と…
このレビューはネタバレを含みます
いい!好きな映画だ。
退屈と言う感想をチラホラ見かけたが、ずっとワクワクしながら鑑賞した自分は変態なんだろうか?
分かりやすくない人間関係が非常にリアルだった。肩書きだけじゃ測れないのが人の感情な…
写真家を目指す大学生が、公園で過ごす母娘の尾行調査を依頼されたことから、周囲の変化が少しずつ起こる、話。
原作読んでたから追いつけたけど、前情報なしに観たらついていけなかったかも。
榮倉奈々…
「東京公園」製作委員会