ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルのガザ侵攻は、戦争に巻き込まれた人々に同情しつつも「遠い国の出来事」だが、この物語は80年も前であるが紛れもなく日本の沖縄で起こったこと。
「ひめゆりの塔」漠然とは聞いたことがあるものの、ロシア、中国、北朝鮮に囲まれた現在の世界情勢、戦争の痛みが他人事でなくリアルに感じる。
55年前の映画なので古さも当然感じるが、それ以上に戦前から戦中にかけての日本人、沖縄の人々の息吹を感じて嬉しい。
吉永小百合の演技も素晴らしい。やはりスター。wikiを見ると昭和30年代にすごい数の映画に出演している。若き乙羽信子、渡哲也、和泉雅子、東野英治郎も出演。
戦争の痛みや戦前を忘れた日本人にもつとこの映画が知られても良いと感じる。
https://www.himeyuri.or.jp/himeyuri/study_war/
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R5.11.13追記
昨晩のニュースを見ていたら、白梅学徒隊の最後の同窓会というニュースがあつた。生きていればしらゆり学徒隊の少女達と同年代、90代のおばあさま達の集まりだった。「戦後はまだ続いていたんだ。」と感じながら、どんどん鬼籍に入っているとのことで、改めて戦争の悲惨さが少しでも次代に伝わるよう願うのみ。
