dowaikiは家にいる

ビースト・ストーカー/証人のdowaikiは家にいるのレビュー・感想・評価

4.0
〜フロントガラス〜

『密告・者』に続き、またダンテ・ラムの極限不幸地獄を見にきてしまった…
同じニコラス・ツェーとニック・チョン出演。今回逆。ニコラス・ツェーが追う刑事。こっちのが2年ほど古い。

出たよ…ハッピーエンド否定から入るスタイル。心して臨もう…
こわ〜…ニック・チョン顔面こわ〜…座頭市…ホラーでも通用するしそっちの準備してないし。

「追うものも獣。追われるものも獣。」
いやいや、ダンテ・ラムが獣なだけ。全部お前のせいや!

こんだけ不幸繋ぐかね…やりすぎ…くらいじゃないと極限不幸地獄にはならないのも事実。だが。集約ギミックとしての興味が(不幸であれ何であれ)感動を上回ってしまうのはやはり少々やりすぎなんだろな。後から冷静にみると全てが必然ではないし多分に偶然とか感情に頼ってるのが分かるからそこでもちょっと冷めちゃう。母親チャン・チンチューの悲しみオーバーリアクションもほんの少し気になる。

ともあれ。インパクトは相当なもんで心構え無しで観たらゲロ吐くレベルに達しておる。
クセになりたくないがなりそうだ。

しかしリウ・カイチーはええ役者やなー。