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世界の終りのCHEBUNBUNのレビュー・感想・評価

世界の終り(1930年製作の映画)
2.5
【I Don't Want to Miss a Thing】
アベル・ガンスが『アルマゲドン』みたいな作品を撮っていることを知り鑑賞。隕石ものの先駆けといった作品で、巨大隕石が地球に迫っていく恐怖を多重露光や特撮で表現しようと試みている。正直なところ、流石のアベル・ガンスも苦戦しているように思えて、序盤は退屈に感じた。

しかし、巨大エレベーターの落下から万策尽きた感が滲み出て、そこから動物、人間、災害に廃墟を怒涛のように提示していく終末描写はスペクタクルとして観応えがあった。

B級『アルマゲドン』映画よりは演出に手数があるんじゃないだろうか?これは検証する必要がありそうだ。
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