トレンチコートマフィアで有名な、かのコロンバイン銃乱射事件をベースとしたドキュメンタリータッチの作品
ストーリーはほとんどなく、普通の高校生の日常が積み上げるように描かれる。
映像からは緊張感はほとんど伝わってこないが、観客はこの後起こる惨劇を知っているため常に緊張をしてしまう。
犯人側、被害者側の双方がフラットに描かれており、どちらも普通の高校生であったということが強調されているように思う。
制作側から直接的なメッセージは残されていないが、この映画全体を通してアメリカの銃社会へのとても強いメッセージを受け取れた。