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果しなき欲望のhrdのレビュー・感想・評価

果しなき欲望(1958年製作の映画)
3.9
 大して知り合いでもない即席のメンバーで、10年前に軍医が埋めたモルヒネを掘り出して一攫千金を狙う話。ウディアレンのおいしい生活とかもそうだけど、こういうことを企てる人が出る映画、空き家を借りてカモフラージュして穴を掘りがち。

 大して仲良くもなくお互いを信用できず、腹の探り合いをしていることが良い働きをしている。1人では掘ることができず、かと言って少ない方が分け前が増える。
 照明と音楽がスリル感が増してとても良い。上ではトラックが通り、地下ではその振動で土が落ちて崩壊しかけている、という図が面白い。

 エロ事師たちよりも好みでした。
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