raga

果しなき欲望のragaのレビュー・感想・評価

果しなき欲望(1958年製作の映画)
3.0
正体が定かでない男女が地下に埋まった大量のモルヒネを強奪しようと計画する。登場するキャラ設定が明確に提示されてサスペンスとして申し分ないのだが、訪れる危機が少ないのでコメディ要素が前面に出てしまう。もっとお互いに疑心暗鬼に陥るように展開すれば、ピカレスクとしてさらに面白くなったであろう。冒頭のひとりずつ現れるくだりはカッコよろし、さすが今村昌平。
raga

raga