フランスの人気小説であるファントマ・シリーズのカラー版映画の第一作。変幻自在の怪盗ファントマの不気味さとルイ・ド・フュネス演ずるジューブ警部のコミカルさが絶妙にマッチしていた。ファントマの登場シーンなんて不気味なパイプオルガンの音楽が怖さを引き立てていた。
ゆるゆるとしていて、クスッと笑えるところや、ジュネーブ警部のキャラクターはルパン三世に通じる部分が非常に多い。
ファントマは怪人二十面相に通ずるところが多いと感じた。
これの原作である小説が怪盗ものの小説や映画に大きな影響を与えたらしい…
ファントマの正体が本作では明かされなかったので、2作目も観たい。