ユージーン

ドラえもん のび太と夢幻三剣士のユージーンのレビュー・感想・評価

3.6
 ワンニャン時空伝に引き続き、バキ童chで名前が上がっていたので視聴。

 たしかにこれは、子供には難しくて理解しきれない話だなあ、と感じました。かといって、大人でもすっきりとした回答には辿り着けないのではないか、と思えるくらい支離滅裂な感じでした。

 バキ童chでは、「インセプション」のような話、と語っていましたが、私にはリメイク版「トータル・リコール」のような世界観に思えました。夢と現実を混濁させ、どこからが夢なのか曖昧にした感じがそれっぽかったです。しかし、「トータル・リコール」では、終始主人公目線だったので、なんとなくどこまでが現実でどこからが夢(もしくは現実)なのか理解しやすかったですが、今作は、のび太やドラえもん、しずかちゃんなどの視点がごちゃ混ぜになっているため、余計にややこしく、若干、設定が破綻してしまっているようにさえ感じました。

 話の小難しさにやられて、途中、こっちまで夢の中へ行ってしまいそうになりました。