白血病を患い、これ以上有効な治療がないと宣告された少年オスカーと、彼と最後の12日間を過ごすことになったピザ配達のローズ。
病気や死は事実でしかない、あなた次第。
こんなに幼くして、でもローズと共に死に向き合うことで"100歳"まで成熟したオスカー。
なにか想像していたよりも穏やかに、優しく流れていくストーリーと、たまらなく可愛いオスカーの喋り方に、すごく温かい気持ちで最初から最後まであっという間でした。
アメリ的な独特なジャンルのフランス映画でもあり、映像ひとつひとつもとても綺麗というか、作り込まれています。まるでひとつのスクラップブックみたいな映画。
大切にしたい。