Tomo

100歳の少年と12通の手紙のTomoのレビュー・感想・評価

100歳の少年と12通の手紙(2009年製作の映画)
3.7
白血病を患い、これ以上有効な治療がないと宣告された少年オスカーと、彼と最後の12日間を過ごすことになったピザ配達のローズ。

病気や死は事実でしかない、あなた次第。
こんなに幼くして、でもローズと共に死に向き合うことで"100歳"まで成熟したオスカー。

なにか想像していたよりも穏やかに、優しく流れていくストーリーと、たまらなく可愛いオスカーの喋り方に、すごく温かい気持ちで最初から最後まであっという間でした。

アメリ的な独特なジャンルのフランス映画でもあり、映像ひとつひとつもとても綺麗というか、作り込まれています。まるでひとつのスクラップブックみたいな映画。

大切にしたい。
Tomo

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