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100歳の少年と12通の手紙のふしんのレビュー・感想・評価

100歳の少年と12通の手紙(2009年製作の映画)
3.5
余命12日の少年オスカーが、口の悪いピザ屋の店主ローズと出会い、1日を10年と想定し、残りの余命を一生懸命生きる話。

テーマだけみると暗い話になりそうなのですが、オスカーとローズのやり取りが温かく、時にコミカルで(妄想プロレスシーンとかいいっすよねw)、温かい気持ちで映画に接することができました。
また、1日を10年と設定した上で発せられるオスカーの台詞がセンスいいなこの子供。。。ってものばかりなんですよね。

そんな中でも考えされされるシーンも多々あって。例えば、序盤のオスカーと先生のやり取りとか秀逸。オスカーがいくら悪戯をしても、先生は叱らず、笑いもしない。

そういうような腫れ物に触るようかのように接せされることが嫌で嫌で、大人に不信感を抱くオスカーが、誰にでも臆せず接するローズに心を開くのは納得で。心苦しいシーンもローズとオスカーの絆に集約するため、観ていて救われてました。

んでもって、最後は、最後できっちり感動させてくるところがニクかった!!!!
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