Jimmy

愛憎の曲のJimmyのレビュー・感想・評価

愛憎の曲(1946年製作の映画)
2.0
ベティ・デイヴィス、ポール・ヘンリード、クロード・レインズが出演しているので期待して観たが、「何か起きそうな雰囲気」に焦らされる映画だった。

戦争で行方不明になった男(ポール・ヘンリード)が突然、以前恋人だった女性(ベティ・デイヴィス)の前に現れて、感動的再会を果たす。男はチェロ、女はピアノを弾く楽器演奏者。再会して即結婚するが、彼女の愛人の有名な指揮者(クロード・レインズ)が憎悪丸出しで、この3人を巡るドラマ。

全体的に、演奏場面が多いのと、1人の女性と2人の男を巡る物語に「何かウヤムヤ感」を持たせたまま進行するので、観ていて少しイライラする。あまり焦らさないで欲しかった。

サスペンスDVDのカテゴリーだったが、なかなかサスペンス的な流れにならなかったが、終盤に拳銃が出て来て「確かに拳銃は出て来たが、出て来るのが遅すぎ…」という感じだった。
しかし、ベティ・デイヴィスに拳銃は良く似合う(笑)
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