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ミリオンダラー・ベイビーのりのレビュー・感想・評価

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)
4.0
2024-30
娘を失った孤独な老年男性と、父を亡くした孤独な中年女性。
師弟としての愛、親子としての愛、男女としての愛。
マギーにとって生と死は等価ではなくなってしまった。このまま生きると言うことは、死に続けると言うこと。
生とは、死とは、愛とは。静かに重く問いかけてくる。

パーフェクトワールドもそうなのだけれど、どんなに辛くもの悲しいエンドだとしても、どこかあたたかい余韻が残るのだから不思議だわ。
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