MoscatoBianco

潜行者のMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

潜行者(1947年製作の映画)
2.5
往年のハリウッド女優祭り
ローレン・バコール7本目

スタートしてから1時間経つまでボギーさんは顔を見せません。声はします。常にそこらへんにいます。でも顔は見せられません。
その代わり、顔を見せられるようになるまでは、ずーっとボギーさん目線です。

これ、もしボギーさんを全く知らない人が観たらどう思うでしょうか? 1時間も勿体つけて漸く現れた顔がそれかい ?! とか思いますよね、きっと。失礼ですが。
声は渋いですからね。顔出さん方が良かったのに とか言われたりして。

結局、その顔が効果を発揮する場面はあまり無く、何だったんだろう?感があります。

それと真犯人の動機もよくわかりませんでした。でもこの犯人はこの映画のMVPかもしれません。存在感が強いです。単にヤなやつ過ぎるだけですか?

ラストはちょっとぐっときます。ちょっとだけ。
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