終幕は夫と出てゆく後ろ姿。
なんだか安心してしまった。
ヘイズ・コードの影響でこう終わらなければならなかったんだろうけど、なんだか最後取ってつけたような終わり方だった。
良くも悪くもない映画。
個人…
よく考えたら天使と呼ばれて最後まで違和感のないディートリッヒすごい。浮気って普通なら嫌悪される行為で天使のイメージとは程遠いはずなのに。
ルビッチ節は楽しませてもらったけど、上流階級の色恋沙汰は私…
エルンスト・ルビッチ監督が美女マレーネ・ディートリッヒを中心に三角関係の恋愛模様を描いた映画です。マレーネ・ディートリッヒ扮する有閑マダムのマリアは多忙の夫の目を盗んでパリに遊びに行きます。そこで美…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ルビッチ監督作6作目。
なぜだか前半の「浮気」の場面ではそこまで心躍らず("天使"が私には狡く見えたからかな)、その事実を悟りながらも夫婦関係の再生への示唆を残して去る夫…それをまた追いかける背中……
スミレの花束を残して消えるっていうとロマンチックだけど、その落ちて残されたスミレをふーふーしてかごに戻す花売りがすでにラストを物語るようで見事だし、執事三人組も喜劇調に肉料理で顔つき合わせた気まずい…
>>続きを読む全てを見せず、想像させるに留める大人な演出は素敵。
だけど、どうにもストーリーとしての楽しみや共感が持てず。。
マレーネ・ディートリヒも、天使というよりかは、“情婦”みたいなカッコいい悪女のイメージ…
#37
大人の三角関係。
格好良いと言うか、お洒落です。
朝食のシーンの駆け引きが素敵で、私は特に好きでした。
あとは、今の映画とは違うというかあまり使われてないようなモンタージュが使われていて…