英国外交官の奥様、パリで出会った男と恋仲に。しかし、その男と夫は戦友で穴兄弟という深い絆で結ばれております。この3人が揃う場面はハラハラドキドキだけれども、そこに辿り着くまでが退屈に感じた。それにし…
>>続きを読むスリリングな三角関係。会話とカメラの狙いどころ、扉使いといちいち洗練されてる。
「男は理由を求めて恋を失うのよ」とか「時間通りに来る女はクソよ」(うろ覚えだけど)とか神字幕も凄い。
タクシー運転手、…
旅行先のパリでひと時の愛を育んだ相手は、なんと夫の戦友だった・・・!
親友の奥さんだろうが燃える愛の炎は消せるかーな男と、家庭を壊したくなくシラを切る女。恋の駆け引き、心理戦が見事で面白い。
ア…
花屋さんが見ている表情で伝えることや、保留にされた電話を映して、繋がってる先の様子を予想させたり、奥さんの写真を見に行ったところで、その先を写さないなど、とにかくテクニカルな手法が最後のドアのシーン…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
エルンスト・ルビッチ監督による舞台劇の映画化。外交官夫人のアバンチュールが招いた三人の恋のトラブルは「真っ正直な三角関係」一辺倒で他愛のないお話しです。
しかし80年代に見られるワーカホリックの男性…
外交官として活躍する夫とその妻、妻がパリで一度だけ会った男の三角関係の話。
女は名前を隠して、「天使」という仮の呼び名で呼ばれる。
「当たり前の忠告は必要ないの」
マレーネ・ディートリッヒは作…
え、ここで終わりなの?と吃驚した。ほとんど会話だけで成立させてる。その会話がとてもとても洗練されていて(日本語訳しかわからないけど)、役者の物腰も衣裳もセットも画質の粗いDVDでも見惚れてしまう。壁…
>>続きを読む大人の三角関係は、涙もなく、洒落ていて、それぞれの切なさに胸が痛んだ。
駆け引きを試みて、それでも確かに失いたくない相手なのに、一方では、自分に寂しさを与えるそんな相手など心の隅に追いやり、熱烈に…