お花売りのおばあさんの表情や、執事たちの話だけで物語を進めたりするところが見事
大事なところはまったく見せないっていう、、私には新鮮な撮影の仕方だった!
映らないその人はどんな表情をしてるかが想像掻…
ラストほんとに凄すぎ。ドアの反転のみでこうも騙されるか!ルビッチが「演出」すると、それはもはや「ドラマ」に変わる。これまで様々な映画を体現し尽くしたが映画のすべての時間がクライマックスに凝縮され究極…
>>続きを読むルビッチはこれがベストかも。しばしば「洗練」と評される、この監督の大胆な省略や隠喩を用いた巧みな演出は、コメディよりもこういったシリアスなドラマに向いていると思う。粋で洒脱な「抑制」された表現やふる…
>>続きを読む前半たるいけど、パリのサロンでのクライマックスは凄い。「その扉を開いたら私たち終わりよ」と言うディートリッヒ。扉を使ったサスペンスが素晴らしい。ハーバート・マーシャルがサロンに現れるシーンで、彼が来…
>>続きを読む上品で粋な映画。誰も動揺し声を荒立てず、代わりに吸殻や食事などにそれを時にコミカルに演出する。特に写真立てを見るシーンは明らかな分岐点だがその反応を映さない粋さ。これが映画だと染み染みに感じる。ラブ…
>>続きを読む大好きな女優、マレーネ・ディートリッヒ出演作品!
随所で、登場人物の心情が間接的に描かれていて、想像力を非常に掻き立てられます。
食事、ピアノ演奏、花売り、写真立て、タバコの吸い殻…。
どれも肝…