「女1人に男2人まで!」と森塾じゃなくてルビッチ、恋愛悲喜劇ならルビッチ、1936年な事もあるし必ずDrop Of Loveが必要なこのシステム、恋愛リアリティショーなら「Door Of Love」…
>>続きを読むANGEL 1937年 90分。パリに出掛けた政治家の妻、友人の邸宅で ハンサムなアンソニーと出会いデートを楽しむ。彼女は名乗らず姿を消すが アンソニーは彼女が忘れられない。そしてロンドン アンソニ…
>>続きを読むキザったらしく装飾しているけどのぼせ上がった不倫噺だし、ディートリッヒも天使なんてガラじゃねえだろ…
と思ってみていたが、この手の題材では空虚な人間として描かれがちな”夫”の描写が丁寧だったので先が…
英国外交官フレデリック(ハーバート・マーシャル)の妻マリア(マレーネ・ディートリヒ)はパリでハルトン(メルヴィン・ダグラス)と出会い恋に落ちる。情熱的なハルトンと夫の愛情との狭間で苦しむマリアだった…
>>続きを読むマレーネ・ディートリッヒに興味を持ったのは、フレディマーキュリーの影響。たたずまいが凜とした粋な女性。
パリのサロンで3人が会うシーンは、ドキドキした。結末は予想通り。ワーカホリックで家庭を顧みな…
なんて粋で大人な三角関係。
ドロドロとは無縁、俗っぽいお話がこんなに素敵に描かれるなんて!
なんと言ってもマレーネ・ディートリッヒがそれは美しい。一筆書きのアーチ眉にパッチリお目目。モノクロなのに…
マレーネディートリッヒの美しさが飽和状態。そのまま羽ばたけそうな睫毛と神秘的な一筆書き眉毛。目立った展開はないけど洒脱な会話と全てを見せない演出がきまってる。皿の残し具合でわかる精神状態。
ラストの…
英国の外交官の妻がパリのサロンで一夜限りの恋仲となるが、その相手がのちに夫の戦友とわかる…。ハーマン・G・ワインバーグ著の『ルビッチ・タッチ』等によると、マレーネ・ディートリッヒは"エンジェル"と浮…
>>続きを読むルビッチ作品はお気に入りが多いけれど、その中でもかなり好み。
大人の男女の三角関係が、これ以上ないくらい洗練されたタッチで描かれている。
会話のテンポや言い回し、どれをとっても聴いていて心地良い。
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