どうしてエルンスト・ルビッチ監督作品は、こうもオシャレな映画になるのだろう。
凄過ぎる!
この映画の冒頭、飛行機に乗っているマレーネ・ディートリッヒが映り、窓から見下ろすと凱旋門を中心にしたパリの…
ものすごく美しくて可愛くて時には人を突き放す表情…天使だと言いたい気持ちもわかる
ななちゃん語録でいうときゅるるん
ドアをバタンバタン、いつも部屋に入ったり出たり、
大事なところで表情映さないのも…
先日観たルビッチ監督たち作が「生きるべきか死ぬべきか」だったので、それに近いコメディかと思ったら、大人の三角関係を描いた作品だった。演出がひたすら素敵。行動の結果を見せず多くを語らず次の場面で理解さ…
>>続きを読む大人の三角関係は、涙もなく、洒落ていて、それぞれの切なさに胸が痛んだ。
駆け引きを試みて、それでも確かに失いたくない相手なのに、一方では、自分に寂しさを与えるそんな相手など心の隅に追いやり、熱烈に…
ユーモアやウィットに富んだ会話、見せないことで掻き立てる描写、駆け引きを交えた三角関係などの質が過去作と比較して洗練されている。単純に揺れまくった挙句の天使に信頼は存在するのか疑問ではあるが、ラスト…
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