EDDIE

レスラーのEDDIEのレビュー・感想・評価

レスラー(2008年製作の映画)
4.9
生涯プロレスラー、ランディ・“ザ・ラム”・ロビンソン!
落ち目の元スターは長年の身体の酷使とステロイド常用で生命の危機に。ただ彼の死に場所はリングの上、文句言えるのはファンだけだ!
ダーレン・アロノフスキー監督はクライマックスの盛り上げ方が抜群に巧い。

《㊗️Filmarksレビュー2000本📕》

何度観ても最高だ!これが男の生き様。
終盤のスーパーでのとあるエグいシーンはまさに彼が生涯エンターテイナーであり、プロレスラーであり続ける意思表明のようなもの。あのシーンは震えますね…!!

Filmarksの記念すべき2000レビュー目は大好きなこの映画を。

老獪ながらもミッキー・ロークのこの体を張る感じがたまりません。
で、今劇場公開中の同じアロノフスキー監督の『ザ・ホエール』も父親と娘の物語になっており、その部分が監督の色というか共通点ですね。
そういった作品を横断した共通テーマなんかも見えてくるのが映画の面白さでもあります。

あとはマリサ・トメイ演じるショーガールのキャシディがセクシー。
トップレスのあらわな姿も見られるので、マリサ・トメイをMCU『スパイダーマン』シリーズで知った人には衝撃かもしれません。

僕のアカウント名のEDDIEはWWEスーパースターのエディ・ゲレロから来ているので、本作はWWEレスラーのロン・キリングスが本人役で出演しており、公開当時はWWEでもリック・フレアーらがネタとして取り上げた思い出があります。
プロレス描写もドラマ描写も全てにおいて上質な映画。
僕の中でも特別な作品の一つです。

〈キャスト〉
ランディ・ロビンソン(ミッキー・ローク)
キャシディ(マリサ・トメイ)
ステファニー(エバン・レイチェル・ウッド)
レニー(マーク・マーゴリス)
ウェイン(トッド・バリー)
ニック(ウェス・スティーヴンス)
ジ・アヤトラー(アーネスト・ミラー)
ロン・キリングス(ロン・キリングス)
ネクロ・ブッチャー(ネクロ・ブッチャー)

※2023年自宅鑑賞56本目
※祝Filmarks2000レビュー
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