レスラーのyuのネタバレレビュー・内容・結末

2024年28本目

たった2時間の間にプロレスラー、ランディ・"ザ・ラム"・ロビンソンの歴史を感じられる。レスラーとしてしか生きられない男。むしろそれ以外は何もできない。娘との関わり方すらも分からない男だけど、レスリングにかける思いは人一倍ある。

ダーレンアロノフスキーの作品はレクイエムフォードリームやマザー！、ブラックスワンと胸糞注意の映画ばかりだったので、今作に対しても鑑賞前は「どんな鬱展開が待っているんだ」と身構えていた。しかしラストは死が待つにも関わらず、レスラーとしてがむしゃらに自分を見せるランディの姿。この監督に泣かされる日が来るとはね…😢

同業者レスラーはみんな優しい人たちで、ランディと少々ある会話もリスペクトを感じられて見ていていい気分です。

格闘技に全く興味がありませんでしたが、ひょんなことから知り合いに誘っていただいたので足を運んでみようかな。