啓

いちご白書の啓のレビュー・感想・評価

いちご白書(1970年製作の映画)
3.8
体制にすっかり懐柔され、一向に上がらない賃金で働き、今後の不安を抱えて生きている。そんな自分の道は正しいのか否か。

学生運動についての作品に触れる度、「社会に迷惑をかけて、、、何も変わらないのに、、、」と冷淡に観る自分と、
何もせず甘んじるままで良いのかと自問する自分が現れる。

60年前のあの時代に生きた若者の熱量、ポリシー、博識、そして身勝手さ。今からでも学ぶことがある。
啓