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INTERIORS
卑屈な男の態度が卑小な程に対置される摩天楼の荘厳が映える、という映画書式の発明と完成がWアレンの真骨頂。それを敢えて使わず只々沈鬱。街を撮るに内観内装でなく外観外装の作家なことは自明の筈なのに…
暗い。最初っから最後まで一貫して暗い。他のウディ・アレンの作品のようなシニカルさが最大限抑えられてて、ひとつひとつの言葉の重みがずしりとしてる。ある意味ウディらしくもとれるんだけど、当時、彼のコメデ…