ゾンビ映画初めて見ました。食わず嫌いなところがあって今まで興味がなかったんですが、仲良くさせて頂いているフォロイーさんのレビューを見て初ゾンビ映画にチャレンジしてみました。
結果見て良かった!面白かった!
人類の大半がウィルス感染によりゾンビになってしまい、荒廃した世界で生き抜くジェシー・アイゼンバーグ演じる主人公。この主人公が生き残れているのは独自の“32のルール”を実践しているおかげ。
忠実にルールを守る慎重な主人公に対し、破天荒タイプのウッディ・ハレルソン演じるタラハシー。この正反対の2人のロードムービー型ゾンビ映画でした。
ゾンビ映画はこれしか見たことがない私が言うので全然説得力がありませんが、この映画の面白さの1つ、それはゾンビに遭遇すると紹介される“ゾンビの世界で生き残るための32のルール”。馬鹿げているようでどこか納得のルールが楽しい。
それともう1つユニークな点はビル・マーレイが本人役で登場すること。ビル・マーレイの本当の家での撮影ではないとは思いますが、ハリウッド大物俳優ってあんなに豪邸に住んでいるんですね。想像の遥か上の豪邸っぷりにびっくりしました。ついでに、「トム・クルーズはBリスト、ビル・マーレイはAリスト」といった趣旨のセリフが出てくるんですが、ビル・マーレイの方が大物扱いなのも(ビル・マーレイには失礼ながら)驚きました。
ゾンビ映画というと、生き残っている人間たちがとにかく必死で逃げ回るというイメージでしたが、この映画の登場人物たちは自分の好きなトゥインキー(お菓子)を探し回ったり、恋愛モードになったり、うっかりゾンビメイクしちゃうビル・マーレイなど、どこか呑気なところもいい意味でゾンビ映画のイメージを裏切ってくれました。続編も楽しみです!