アレックス・コックス監督作品。
メキシコ警察パトロール隊に入隊したペドロは、使命に燃えて任務に着いていたが・・・という話。
アレックス・コックスが『ウォーカー』のメキシコでのロケ撮影で聞いたメキシコパトロール隊の話に触発されて作られた映画。メキシコパトロール隊の悲哀を描く。パトロール隊の話は『センチュリアン』といい魅力的な話が多いと思う。
主人公ペドロのひたむきな感じが感情移入を誘う。そしてメキシコパトロール隊の真っ黒なパトカーがかっこいい。走ってるパトカーの撮り方といい撮影も全体的に良かった。ボロパトカーの存在も⚪。
パトカーを降りて足を引きずりながら仲間のもとに駆けていくシーンと、最後の銃撃戦でのロングショットが特に良かった。