物資の受け渡しをする男3人が何度もやってくる。中庭ではバケツを持った女が突如現れ、去っていく。
ブレッソンの作品では人物が何度も画面上を行き来するが、いつも心地よくリズミカルで素晴らしい。この行為の…
結末よりも、死刑囚の独白、逡巡、過程に、
焦点をあてた、ロベール・ブレッソン監督の脱獄劇。
抑制の利いたドキュメンタリー・タッチの演出は、
同じテーマのジャック・ベッケル「穴」と対照的。
ベッケル…
ある人の実際の経験を元に書いたナラティブに基づく話で、それに誠実に作った映画ということで、確かにカメラには、彼を追っていながら殆ど彼が見たものは映されない。話の都合上観客に見せなければいけないもの(…
>>続きを読む手の美学と音のもたらす想像力で構成された映画。少しずつ脱獄に必要な道具を揃え独房の扉を壊していく脱獄DIYパートと、張り詰めた緊迫感の漂う決行パートに別れる。響き渡る銃声の音と消えていく隣人たちが、…
>>続きを読むこのレビューは真実だ
私は飾らずそれ自体を提示する
TATSUYAの記録
「TATSUYAは観た」あるいはー 「レビューは己の望む所に書く」
TATSUYA・記録の実話より
福岡 2025年 …