抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-のネタバレレビュー・内容・結末

『抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-』に投稿されたネタバレ・内容・結末

牢獄という狭い空間での繰り返しの生活
カメラの位置、光を捉えたショット、テンポよいカット割で脱獄へのプロセスがするすると進んでいく

準備は着々と進む一方でずっと変わらない彼のシャツ、発砲の音だけが…

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地味な作業を淡々と、ただひたすらに脱獄の機会をうかがいそして暗闇の中じっと息をひそめる.. 音と緊張感の結びつけ方が絶妙

レジスタンス運動で捕まり死刑宣告を受けたフォンテーヌ中尉が、脱獄不可能と言われる監獄から脱走しようとする。

もうハラハラ・ドキドキ。
終盤は観てるだけのこちらまで自然に耳を澄ませ、持ってるマグカッ…

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余計なものが削ぎ落とされて洗練されているからこそ緊迫感が凄まじかった。
単純に脱獄モノとしてすごい面白い。ブレッソン作品では1番エンタメ性高そう

息が止まるほどの緊張感。音へのこだわり・脱獄ハウツー・密告の心配、ジャックベッケル『穴』で観た❗️と思ったらこっちが先だった。今作は個人作業のクワイエットプレイスだけど、『穴』だと協力プレイで爆音出…

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ラルジャン、スリ同様、手口がすごく具体的に時間をかけて描かれる

戦時中捕虜になった経験故のリアリズムか

独り言スタイル、少年殺すか迷う葛藤とか、モノローグで主観をみせる

看守に襲いかかろうとす…

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この余計なものを削ぎ落とした、リアリズムあるサスペンスに徹する描写がかなり好き。

慎重に、着実に、地道に、脱獄の手段を整えていくフォンティーヌの精神力と知恵たるや。

生きる意志は失っていないと、…

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・なんだこれ…。プリズンブレイクなのに描き方がブレッソンのそれという唯一無二すぎる映画。
・実話なだけにご都合主義的展開がなく、勇気を振り絞るのに何十分もかかる描写がリアル。
・スリ同様、手元のクロ…

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ほんっっっとにハラハラドキドキ

音楽が全然ないから、最後に音楽がブワッと流れてきた時のインパクトがかなり大きい

「燃ゆる女の肖像」でヘロイーズが全然外部の音楽を聞いたことがなかった描写のように、…

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シンプルでストイック。
主人公の独白形式で進み、そのコツコツと積み上げた仕事ぶりを堪能できる。

「アルカトラズからの脱出」ではクリント・イーストウッドがスプーンで壁を削って脱獄していたけど、こっち…

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