りょーこ

幻しの合唱のりょーこのレビュー・感想・評価

幻しの合唱(1935年製作の映画)
2.9
チャールズ・ディケンズ未完の遺作「エドウィン・ドルードの謎」を原作としたモノクロ・ミステリィ

ディケンズは「大いなる遺産」くらいしか読んでないけれど、イギリスらしい愛憎劇だなぁ~と感じました。

モノクロなのもあり、陰影を強く感じられてドロドロ感もマシマシ!



聖職者ながらアヘン中毒のジャスパー。

甥ネッドの婚約者ローザに一方的に恋をしている。

そもそも二人も親が決めた結婚なので愛はない。

そんなある日、セイロンからやって来たネビルとローザは惹かれ合う。

血の気の多いネビルはネッドと喧嘩、それをジャスパーは利用し、悲劇が起きる……



ネッド→エドウィン・ネッド・ドルード

分かりづらい(笑)
クリスチャンネームなのね。

ジャスパーが聖職者とは思えない悪賢い男!
すました顔でサラリと嘘つくんですよー

首席司祭とのことで童貞拗らせたのかな?
怖い怖い(´Д`)

出てくる女性たちは寄宿舎で淑女目指してるのもあり美人だし、身のこなしも素敵、ドレスも可愛かった♪

が、みんな縦ロールで見分けつきづらいww

ディケンズをあまり知らないので何とも言えませんが、ラストはディケンズらしく作られているのかなぁ?

ファンの方とかに確認して考察してもらいたい☆
りょーこ

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