さな

ザ・ロイヤル・テネンバウムズのさなのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます


追記
初めて観たウェス・アンダーソン作品がこのザ・ロイヤル・テネンバウムズで、ここに感想こそ書いていないが、当時の私にとってはとっても難解な映画だった覚えがある
この後にダージリン急行、グランド・ブダペスト・ホテル、と観進めて行ったんだけど回を重ねる毎に(又は回数は関係なく実際にそうなのかもしれない)分かりやすく楽しんで映画を観れた

そろそろフレンチ・ディスパッチを観たいけど、ウェス・アンダーソン作品の上級者編と聞くから観るのがこわい、と言うことでもう一度最初の作品から観直すことにしたんだけど
昔の自分は何故そんなに理解出来なかったんだろうと言うほど理解出来た
なんなら最新作のアステロイドシティよりもとっても分かりやすかったように思う(よくフレンチ・ディスパッチと並べられるのを見るとやはり観るのがこわい)

最近「ウェス・アンダーソンすぎる風景展」に行ってきたのだけど、そこにあった淡い色合いとは違う、でも服装や家具など出てくるものがカラフルで見ていて楽しくなるようなカラーの画だった
グランド・ブダペスト・ホテルのを観た時かわいい〜!ってきゃっきゃっしたけど、これくらい自然な色味の方がストーリーが入ってきやすく好きかもしれない(グランド・ブダペスト・ホテルはつい見惚れてしまう)

1年と4か月前の自分が何が分からなくて何が印象に残ってどんな風にこの映画を観たのか全く分からないけど、ちゃんと観れるようになった嬉しさと
その時の自分がいないことにさみしくなった映画でした
さな

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