ポンコツ娘萌え萌え同盟

グレイト・ガイのポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

グレイト・ガイ(1936年製作の映画)
3.3
汚職を追う題材のサスペンス映画として見ると面白いとは思わないけど、キャグニーがかっこよかったので良かった。
キャグニーといえばギャングのイメージが個人的に強く、特に『白熱』のマザコンギャングのコーディーのインパクトを受けて、彼のアンチヒーロー的な部分に惹かれていました。

だけどグレイトガイのキャグニーが演じるケイブは度量衡局の役人として、誘惑されるわ、ハメられるわ、意外にも身近なところで繋がってしまた真実は、恋人に否定されたりと普通に考えれば少々しんどい状況にはあるけど、それでも不正を許さず正義を貫くのがすんげぇかっこいい。
アンチヒーローのキャグニーの魅力とは違った、ヒーローとしてキャグニーもまた魅力的よ…。

ただ別に重い作品でもなく家具屋でいちゃつくのは流石にバカップルっぽさあるコミカルもある