モリコーネ予習のため。たしかオカンのオススメで昔から観ろ観ろ言われてた気もする。
先に今公開している"モリコーネ 映画が恋した音楽家"の感想を言ってしまうと本当に本作を観てから映画館へ行って良かったと思っている。数ある名曲の中でも一番素敵な取り上げ方をされていました。
本当に音楽が綺麗で「うっとりした」という表現が適切かもしれん。これが有名な"ガブリエルのオーボエ"なんですね。言葉が通じなくても伝わる魅力しかなかった。
冒頭にあった"音楽は人の心を征服します"というセリフが最後の最後まで刺さる。
内容は割とヘビーで辛いと思う場面がそれなりに。あんな場所で退去を命じられる状況が全く分からんけどな。にしても奴隷狩りという言葉はなんというかすごいワード。
メンドーサ(デニーロ)はのっけから失恋で色々と取り乱すけど、ガブリエル神父(ジェレミー・アイアンズ)による勧誘で改心、宗教絡みだからか感情移入するところまではいかなかった。
いやでも若かりし髭デニーロかっこいい。剣を渡して無言で傍に座る男の子、あの場面めちゃくちゃ印象に残った。
これどこで撮ってるんだよというシーンもそれなりにあるが滝に落ちて行くところあれ意味分からんな。
あと、滝の上まで人が登るだけでもとんでもなく大変やのに船とか砲筒まで引っ張り上げてご苦労様だこと。バーフバリでもそんなことやらんぞ。
とりあえずこの映画観た方は多くが音楽について何かを感じると思うので、最高のオーケストラメドレーを貼らせてください。終盤鳥肌が止まらんです。
https://youtu.be/3FZZH5M38bs