カリブ海のある島で孤児のマニュエラ(ジュディ・ガーランド)は市長ドン・ペドロ(ウォルター・スレザク)と結婚することになるが、旅芸人で役者のセラフィン(ジーン・ケリー)と出会い惹かれ合う。セラフィンはドン・ペドロの正体が大海賊マココであることに気付き、ある策略を考える。
「若草の頃」「ジーグフェルド・フォリーズ」に続いてヴィンセント・ミネリが手がけたミュージカル。
この頃のミュージカルにありがちな、ストーリーの陳腐さはいいとして、セットやジーン・ケリーの衣装がチャチくて笑ってしまった。
特に、後半は話が取っ散らかってしまい、主演の2人頼みなのがミエミエだ。
楽しい歌も、もっと欲しかった。
とはいえ、ジュディ&ジーン・ケリーはさすがの存在感。
「雨に唄えば」の名パフォーマンス “Make 'em Laugh” の元ネタ?だろう “Be a Clown” はすごく楽しかったし、ジュディのウェディングドレスは可愛かった!