鳩摩羅什

ワルキューレの鳩摩羅什のレビュー・感想・評価

ワルキューレ(2008年製作の映画)
3.5
公開:2008年
監督:ブライアン・シンガー
主演:トム・クルーズ
出演:ビル・ナイ、テレンス・スタンプ
ナチスドイツは宗教のようなものだった。教祖はヒトラーで、彼についていけば豊かになれると信じていた。
しかし、ドイツ国民全員がナチス教の信者だったわけではないし、軍部の中にさえ反ナチスはいた。本作の主人公シュタウヘンベルク(1907-1944)は1944年7月にクーデターを企て、ヒトラー暗殺を実行した実在の人物。現在のドイツでは英雄とされているそうだ。
クーデターを成功させるのは容易ではない。計画を練り、協力者を集め、具体的に実行しなければ成功しない。途中で情報が漏れれば、計画は中止だ。それだけではない。絶対的な権力者への反逆は重罪で、発覚すれば処刑される。クーデターはまさに命がけなのだ。
最後に一言。本作はドイツ語で撮るべきだった。
鳩摩羅什

鳩摩羅什