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ワルキューレのmikanのレビュー・感想・評価

ワルキューレ(2008年製作の映画)
3.7
多くの登場人物たちが選択を迫られる。
中立の立場でいようとする姿勢を見たり、「我々の仕事は通信を流すことで、内容の解釈ではない」等の思考を停止させてしまっているセリフを聞くと、ハンナ・アーレントのアイヒマンの話を思い出す。
誰しも強く行動できないのに、そのために思考を止めてしまうと、やがて悲劇的な結果を生む。
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