よくここまで血も繋がってない人たち距離を縮めて、プライベートなもの含めいろんなものが撮れるのだろう
その距離のつめ方をドキュメンタリーにしてほしい
カメラもフィックスで落ち着いてるし、移動撮影もなめ…
作品作りの方はそれほどフューチャーされず、花子さんを中心に家族を捉えていくカメラ。
積極的に肯定していく母親と、距離を取る父親、画面に現れないながら妹の幸せを願う姉とそれぞれの関係の距離の見せ方が上…
常に唇を窄めている花子。惣菜をぐちゃぐちゃに混ぜたり畳に煮干しを並べたり、食べ物の扱われ方に生理的な嫌悪を感じた。
花子が自傷しながら泣き叫ぶ場面からお父さんが2階で静かに三味線弾いてるシーンに繋が…
ここは私の場所だからなるべく正直に書く。
正直、知的障がいのある子を持つ親は大変そうだと思ってしまう。でも可哀想だとは思わない。障がいがないとされる子どもたちは、大人になると多くは家を出る。風のよう…
食べ物を作品化する花子さんとその一家。
子の生み出すカタチを楽しむお母さんこそ、この創作の影の主役だよね。と昔観た時は感じたけれど、妹中心生活からの解放願う実姉の葛藤を、彼女の声だけで描き込む点に…
大変興味深い映画だった。
花子さんは自閉症。お母さんはその事実を積極的に受け止めていて、次女の花子を「面白い人」と形容する。花子は毎晩、食事を畳の上にじかに並べて、何か気に入る構図にしているらしい。…
とても良い
バタバタと暴れる花子から、絶妙な距離で優しく見守る母親を捉え、驚くべき事にカメラは階段を登り、三味線を弾いている父親まで映し出す・・・家族3人を順番に捉える長回しショットが感動的だった…