現代シーンは主人公の周りが彼を立たせるための中身がない人ばかりで、期待はずれかと思ったが、過去パートに戻ってからはすごく面白かった。自分の痛みは自分で癒してあげないといけないというテーマは、今を生きている私たちにも通じるものがある。その努力を続けたら何歳でもなりたいものになれるというのも良い。ただ、けっきょくは家族を持つべきという事だったり、仕事を理解する同僚と添い遂げようとする所だったりと、その都合の良さは好みになれなかった。でも、過去との和解するところは良いシーンだったので見れてよかった。”やや”セルフケアの映画だった。
